樽口峠の一本桜:雄大な山並みを背景に咲く「孤高のサクラ」の遺言

樽口峠の一本桜




CLIP山形“初”の小国町

県内に住んでいながら小国町は初めてです。

磐梯朝日国立公園に属する朝日連峰など山並に囲まれた自然豊かな地で、壮大な景観に圧倒され、同じ山形なのかと疑ってしまうほどでした。

周囲が山に囲まれ、自然のリアル感に直面すると気が小さくなります。なんて人間はちっぽけなのかと。

遠いか、遠くないか

ゴールデンウイークに「樽口峠の一本桜」が見ごろと聞いて目指していきますが、山形市内からは約100kmの距離にあり、車で片道2時間半程度は覚悟しなければいけません。

山間部に進み旧小玉川小中学校の前を通ると、こちらの桜は散り始めていました。

この周辺はまだ残雪が見られます。

旧小玉川小中学校

旧小玉川小中学校

雪深い地域の事情

この辺りは小玉川地区にあたり、北方面の樽口へ抜ける峠の頂上近くをめざします。

冬期間、峠の通行はできません。4月下旬頃になって雪が解け、ようやく通行が許可されます。

峠の急な坂道に差し掛かり、山並みが目に飛び込んできました。この辺りは小国町で最も山深い地域のようです。

樽口峠の麓

樽口峠の麓

紙はないが神はいる

道路は車1台通れるほどで、対向車が来るとどちらかが下がらないといけません。

この時期は見物客が多く訪れ、車やバイクとすれ違う機会はあるでしょう。

それほど時間はかからず到着すると駐車場は広く、トイレもありました。紙はなかったのでウ〇コなど注意。

途中、バイクを止めて用を足している男性二人組を見ましたが・・・。

駐車場

駐車場

息を呑む絶景

まだ残雪が多く残る「標高500メートルの展望台」に近づくと、2000m級の飯豊連峰を背景に“孤高の一本桜”が立っています。

残念ながら大山桜(オオヤマザクラ)は咲いていませんでした。

年々弱っているようで、もう咲かないものと思われます。

本当はこうなるはずでした。


出展:東北・夢の桜街道

残念・・・

あと数年早ければ・・・

追記※咲いたそうです。

目前の山並みは飯豊本山、烏帽子岳、梅花皮岳、北股岳、地神山、頼母木山などで、展望台に説明書きがあるのでわかりやすいでしょう。

中央に展望台

中央に展望台

笑っとけ

大手旅行サイトでは、以下のような説明書きがあります。

ゴールデンウィーク頃が見頃だが、積雪のため道路は通行止めとなっており、現地まではかんじきを履いての徒歩となる。雪崩頻発地につき危険が高いので、必ず地元ガイドを頼むこと。

思わず笑ってしまいましたが、5月に入れば通常は大丈夫でしょうね。上記は別として、DeNAのWELQ(ウェルク)問題があったというのに、今だ適当な事を書いているメディアは多いです。

ローカルメディアは自力で歩いて取材をするので大変です。大手サイトだからといってローカルな情報が信用できるとは限りません。

それはいいとして

東京方面からのカメラマンがたくさん訪れる機会が多かったそうですが、桜が咲かなくなったせいか閑散としていました。

桜は咲かないとしても、この美しい景観を見る価値はあります。

2018年再訪

桜が開花したとの情報が入り、朝イチで村山市に行く用事があって、そこから3時間かけて行くと・・・

咲いてませんでした。

でも隣の桜らしき木は満開でした。梅みたい。

ちょっとだけ降りたところに散り始めた桜があったり・・・たぶん、これの情報だったのかも。

名称 樽口峠の一本桜(たるぐちとうげのいっぽんざくら)
見頃 4月下旬~5月上旬
規模感 ☆(小)
開園時間 24時間
料金 無料
定休日 なし
駐車場 あり
備考 トイレあり(紙なし)
問合せTEL 0238-62-2416/小国町観光協会
所在地 山形県西置賜郡小国町大字樽口地内





樽口峠の一本桜

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