宮城県遠征:蔦屋書店と多賀城市立図書館の融合を見た




蔦屋書店にやってきた

以前、東根市図書館の記事でPFIやツタヤ図書館について触れていたので、宮城県の多賀城市立図書館と融合した蔦屋書店に興味がありました。

※厳密には指定管理者制度なので、民間企業などに管理・運営を代行させます。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者となる、いわゆる「TSUTAYA図書館」は佐賀県武雄市、神奈川県海老名市に続いて3館目となり、多賀城市は2016年3月21日にオープンしました。

コンセプトは家

誰もが自由に利用し、市民の生活の一部となり、それぞれの使い方で集い、暮らします。

仕事や勉強で使う、家族で過ごす、待ち合わせに使う、コーヒーを飲むだけ、ウンコをするだけに立ち寄るのも自由なのです。

キッズ用のスペースもあり、老若男女、多くの人たちが利用していました。

1年間で154万人を集客し、図書の貸出数は約80万冊、貸出人数は20万人を超えています。旧図書館と比較すると貸出冊数は5倍、貸出人数は7倍となっています。

イベント

イベントが多く開催され、英語カフェ、オープン前のヨガ教室、大人のバリスタ講座、映画上映会、子ども向けコーヒー入れ方講座、速読講座など、旧来の図書館ではなさそうな内容になっています。

アクセス

仙石線「多賀城駅」北口を降りると目の前にあり、車の場合は近くの立体駐車場を利用します。

一般1時間無料
図書館利用者2時間無料
お買い上げ3,000円以上1時間無料
超過料金100円/30分

建物は震災後に建てられたので新しく、最初から市立図書館と蔦屋書店を同時に運営する目的で造れたと感じる場面が時々あります。

入り口は屋外のテラスが見えて、本当に図書館?という印象を受けてワクワクする。

いきなりスタバ

中に入ると書店のエリアが広がり、右手にスターバックスがあります。

右奥にはファミリーマートの新業態コンビニで輸入雑貨も扱う「ファミマ!!」がありました。

書店側の2階はレンタルビデオやレンタル漫画、3階は本格的なレストラン「PUBLIC HOUSE」があります。

PUBLIC HOUSEは後日レポートします。

簡単に往来

1階に戻るとフロアの逆側は図書館になっていて、雰囲気が変わります。

ちなみにTカードで借り、市内にある複数の駅やファミリーマートで返却が可能となっています。

写真ように線引きされ、3階まで図書館です。

貸出しを自動化したセルフカウンター、検索機、学習スペース、ギャラリーなどがありました。

所々に席が用意されているので、みんな読書に耽っています。図書館でこんなに人が多いなんて通常はあり得ないだろうなぁと思います。

館内は複合施設なのに意外なほど静かで、窓の外には目の前を電車が通過しますが、ほとんど音はしません。

書店と図書館を隔てる高い本棚があり、本棚の間をくぐって移動すると本に埋もれた気分になります。

とてもオシャレで気分がよく、1日中過ごせます。学生だったらバイトしたいと思うはず。

こんなに高い書架ですが、地震がきても大丈夫な設計になっています。

まさか大丈夫じゃなかったら下にいる人は大怪我します。

帰りにスタバに寄って珈琲飲みながら帰りまーす。

進むツタヤ図書館

これからTSUTAYA図書館が実現しそうな自治体は増える一方で、住民が猛反発して断念したところもあります。また、批判を続ける自称ジャーナリストを名乗る暇な人が相変わらずいるようです。

多賀城市は頭の柔らかい市民に支えられ、これからも発展していただきたい。

いつか山形にTSUTAYA図書館ができるのを切に願っています。

 

少し前の秀逸な記事↓
「本を愛する人」からTSUTAYA図書館が嫌われる理由

名称蔦屋書店・多賀城市立図書館(つたやしょてん・たがじょうしりつとしょかん)
URLhttp://real.tsite.jp/tagajo/(蔦屋書店)
https://tagajo.city-library.jp/library/ja(多賀城市立図書館)
所在地宮城県多賀城市中央2-4-3 多賀城駅北ビルA棟
開館時間9:00~23:00(蔦屋書店)
9:00~21:30(多賀城市立図書館)
休館日無休
蔵書数22万冊
座席数299席(図書館)、400席(全体)
駐車場あり(1時間無料ほか)
WiFiあり
WiFiの安全性〇 自己責任で
館内での飲食可 フタつき容器のみ
スマホ持込
問合せTEL022-368-8860(蔦屋書店)
022-368-6226(多賀城市立図書館)





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