いろんなお店で写真プリントした結果を比較検証してみる




ときどき山形と関係ない記事を書きます。

さて、今まで一度も写真をプリントした経験がなかったので、いろんなお店やネットプリントに注文して結果を確認してみました。印刷会社以外はフジフィルムの装置(以下プリンタと言います)でプリントしているようでした。いわゆる銀塩プリントってやつだと思います。

銀塩プリントは「紙に発色する薬品が潜んでいて、そこにレーザー光を当てて化学反応を起こした部分を現像すると画像が出現する原理」だと思う。

・セブンイレブン
・街の知らない写真屋
・カメラのキタムラ
・ネットプリント
・家庭用インクジェットプリンタ
・印刷会社

結論:トータル面で「カメラのキタムラ」の勝ち。

複数の写真を注文して比較してみましたが、今回の記事ではこの写真だけ使用します。

プリント注文した写真をもう一度撮影しています。少し色味いじったりしています。ほぼアテにならないと思いますが参考まで。

セブンイレブン

他と比較せず、単体で見ると問題なく感じます。
ただ、比較してしまうと全体的に薄い感じがして黄色が強く、専門用語わかりませんが黒に深みがなくて立体感がない。

特徴は、1枚出力するのに10秒程度と驚異的なスピードがあるので、これが影響するプリンタなのかもしれません。

専用ウェブサイトでデータを送って、コンビニでプリントすることも可能。

L判価格(税込)30円
L判仕上がりスピード1枚10秒
品質☆☆(イマイチ)

街の知らない写真屋

店名は言えませんが見た瞬間ズッコけました。我が目を疑うほどで、安いからといって素人が見てももう頼めない。

セブンイレブンよりさらに薄っぺらい感じ。黄色すぎて昭和初期のようなレトロ感すら感じる。

上に用意した写真と違い本当は赤味が足りない。お店は色の調整はできるはずだが、これでヨシとしているのだろう。

お店によってかなり違うものと実感しました。

L判価格(税込)37円
L判仕上がりスピード1枚数分
品質☆(ひどい)

カメラのキタムラ

品質は綺麗。黒がはっきりして立体感があり、鮮やか。色のバランスもいいと思いますが、やや赤味が強いかな。

ボケた背景の明るい部分は潰れてしまった感はある。

店頭で注文も可能だし、ネットで注文して取りに行くなり送ってもらうなりする。

150円以上送料無料なので、L判1枚30円といっても安かったりする。ネットプリントでは1枚3円で送料500円というところも存在する。

写真コンテストに出すとしたらカメラのキタムラで決まり。

L判価格(税込)31円
仕上がりスピード10分以内
品質☆☆☆☆☆(満足)

ネットプリント

サイト名は言えませんがネットプリントといってもたくさんあるので、当然ながらサイトによって違う仕上がりになる。同じサイトでも紙の違いとかで複数の価格設定がある。

Flashを使っているサイトは多く、使う気にならない。アプリをダウンロードして注文というのも面倒。

いろいろ調べていると、多くのサイトではほぼ同じシステムの注文画面が多いことに気が付く。

また、同じ会社で複数のプリンタを所有していて古い装置と新しい装置が混在していたりする。なので一度注文経験があるとしても安心できない気がする。

複数の写真を注文したものの、仕上がりにムラがあり満足できるものは特にない。街の写真屋より少しマシという程度。背景が潰れすぎ。

L判価格(税込)5円(送料は別途80円)
仕上がりスピード翌日発送
品質☆(ひどい)

家庭用インクジェットプリンタ

昔購入したCanonの複合機MG6130で写真プリントしてみた。

5色のインクなので期待したものの、薄っぺらいうえに緑だけが目立つ。上記画像で見るより赤も黄色も弱く、青はそんなもんかなぁという感じ。特に背景の暗いはずの部分は決して暗くはなく、むしろ明るい。

今は8色のインクジェットとかあるし、補正してプロが使えばそれなりに綺麗なんだろうとは思う。

背景のボケ感のところをよく見るとインクジェットとわかるが、そもそもこれまでの銀塩プリントとは原理が違うので、別物と考えるべきかもしれない。

L判コストわからん
仕上がりスピード1分以内
品質☆(ひどい)

印刷会社

印刷会社ではチラシなどを大量に印刷する高価なオフセット印刷と、少部数向けのトナー式やインクジェットなどのオンデマンド印刷を設備しているところもある。

オフセットは高いし、オンデンドは数千円~という会社がほとんどなので、個人が頼むものではなさそう。法人営業やっている会社に1枚だけ30円で頼もうなんて無理な話。

家庭用インクジェットとの大きな違いは品質よりもサイズで、幅1メートルとか頼める。L判サイズをインクジェットでとは頼みにくい。

これまでのプリントと比較し、印刷会社の仕上がりを“印刷”と呼称します。また、注文する際はDTPソフトでCMYKに変換してから入稿しています。

印刷会社・トナー式オンデマンド印刷

プリントと違うのはまず、ツヤがない。紙の上にトナーを乗っけているので、紙の影響というよりトナーがそういうものなのです。

暗い背景がイマイチ暗くなく、メリハリがなく、街の写真屋レベルに黄色い。頼む会社を間違えたのかもしれない。

トナーの苦手な部分でもあるが、背景のボケ感箇所の網点が汚い。逆に花の細かい部分の再現性は高いので、モノによっては綺麗に仕上がると思う。

価格総額数千円~
仕上がりスピード翌日以降
品質☆☆(イマイチ)

印刷会社・オフセット印刷

トナーと違い、インキが液体なので紙に沈む。紙の影響を大きく受けるのでツヤを出したければそういう紙を使う。

花のピントが合っている部分や蝶々などの細かい箇所について再現性が高く、驚くほど綺麗。しかし、背景はやや潰れている。色味の再現性は一番近いと思われる。

背景のボケ感をよく見ると網点と理解できるので、この部分の綺麗さはカメラのキタラに軍配が上がりそうだが、そもそも原理が違うの別物と考えるべきだと思う。

また背景の暗い部分の深みはないが、これも原理の違い。プロがそれなりにデータを作ればもっと綺麗に仕上がると思う。

価格2万円とか
仕上がりスピード数日以降
品質☆☆☆☆☆(綺麗)

後記

インクジェットのようにインキを乗せていくのと違い、銀塩プリントはそれほどランニングコストはかからないとしてもL判1枚5円なんて商売になるんだろうか・・・余計なお世話か。

細かい部分の再現性、色味、両方ともオフセット印刷の勝利だが、高いので誰も頼まないだろう。オフセットに比べると鮮やかすぎる感はありますが、黒色再現の深さなどトータル面でカメラのキタムラの勝利という結論に至りました。というか、銀塩プリントはカメラのキタムラ以外は不満。

品質的に満足するお店と、極端に不満なのと両極端な結果が出ました。




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