花笠大浴場 御所乃湯:「あ~痛い、もう1湯」青汁のようにヤミツキになる薬湯とは。




鶴子にもう一つ

鶴子温泉勘兵衛荘を楽しんだ後、勢い余ってハシゴしてみようとすぐ近くの鶴子ダム近くにある、高台の上の花笠高原荘に向かいました。

山形県立自然公園の御所山の山麓にあるのでその名が付けられました。登山客やスキー客などがよく利用するのだそう。

宿泊施設と併設した大浴場では日帰り入浴を受け入れてくれるので、早速お邪魔します。

静かなる銭湯

静けさのある集落を抜け、さらに静かな場所には尾花沢市の第3セクター「(株)尾花沢市ふるさと振興公社」が運営する花笠高原荘隣に「花笠大浴場 御所乃湯」があります。

常連と思しき老夫婦と挨拶を交わしていると「見ねぇ顔だな」と言わんばかりの表情をされましたが、新入りは久しぶりなのだろうか。

入ってすぐ階段を上がり、2階に受付や大浴場、休憩室などがあります。

受付を済ませて脱衣所に入ると嬉しいコインロッカーがありましたが、ほとんど壊れていました。

壊れて無さそうなロッカーに100円を入れようとしても入らず、どうにもならずに諦めているときに気が付きました。他に誰もいないのです。

広い浴室に入るとカランがたくさん並んでいて、浴槽が二つあり、少し漢方薬みたいな匂いがします。

大きな窓の外には鶴子地域の風景を見下ろす絶景となっていました。

手前の浴槽は無色透明、これといって特徴はなさそう。

奥の浴槽は黄土色に濁っていて、近寄ると薬の匂いがしてきます。

効仙薬湯

東北唯一をアピールしています。

県内にも薬湯は少なからずありますが・・・戸沢村のいきいきランドぽんぽ館、山形市の天神乃湯ハイジアパーク南陽にもそれっぽいのはあります。

天神乃湯は天然の薬温泉という珍しい温泉ですが、御所乃湯は人工的に作られた湯です。

説明書きを読むと

「8種類の草根木皮を配合した和漢生薬」からなっており、新陳代謝を旺盛にして生命力を高めます。

循環系疾害、運動機能障害、神経系統の痛み、その他慢性病などに効果があると喜ばれています。

川弓、蒼朮、当帰、黄柏、陳皮、茴香、山梔子、甘草が含まれ、長年の研究によって完成されたそうです。

こういうのは東北にないか・・・

ついに入浴

かなり濁っているので慎重に入らないと危険でコケそうになります。

顔を近づけると強い薬の匂い。スパイスの効いたカレーにも似ている。

首まで浸かると・・・

・・・・・・いい湯加減。

・・・・・・気持ちいい。

・・・・・・気持ち?

・・・・・・気持ち痛い?

・・・・・・痛い。

擦り傷の箇所がビリビリとした刺激がしてくる。いや、それ以外も針に刺されるように痛い。

オマタも痛くなってきた。

うぉーーーーーー

痛い!!!

本当に痛いので、数分であがって隣の無色湯舟に浸かります。

あー、このためにあるのかも。

あ~痛い、もう1湯。

「あ~まずい、もう1杯」の青汁のように、八名信夫も喜ぶであろうヤミツキの湯でした。


詳しくは下記効能欄に記載しています。主に日帰り入浴の情報です。

施設名 花笠大浴場 御所乃湯(ごしょのゆ)
ジャンル 銭湯、日帰り入浴
住所 尾花沢市大字鶴子1300-27
電話番号 0237-28-2121
源泉 温泉ではない
泉質 温泉ではない
効能 ウェブサイトより抜粋
●川弓(センキュウ)
補血、強壮、鎮痛薬として貧血症、冷え性、月経不順、月経痛に。
●蒼朮(ソウジュツ)
健胃、整腸、利尿薬として、腎機能減退による利尿異常や身体疼痛に。
●当帰(トウキ)
婦人科・産科の要薬として貧血症、腹痛、月経不順などの更年期障害に。
●黄柏(オオバク)
苦味健胃薬として熱性下痢、血便、黄疸、腸内の炎症などに。
●陳皮(チンピ)
食欲不振、嘔吐、瀉下、咳嗽などに。
●山梔子(サンシシ)
消炎、止血、利胆、解熱剤として、黄疸、諸出血、諸症状に用い、粉末は
打撲傷に効果がある。
●茴香(ウイキョウ)
諸種の胃疾患、腹痛、疝痛などに。
●甘草(カンゾウ)
筋肉の急激な緊張による痛み等をやわらげ、鎮咳や胃痙攣、胃痛、胃潰瘍などに。
料金 大人350円、小学生150円、幼児無料
夜間割引(17:00~)
大人300円、小学生100円
営業時間 9:00~21:00(受付20:00まで)
定休日 第2水曜日など(要確認)
駐車場
源泉掛流し 温泉ではない
サウナ ×
露天風呂 ×
貸切風呂 ×
休憩所 〇 大広間無料、個室は木曜日無料
食事処 ×
マッサージ ×
手ぶらデータ シャンプー類、ドライヤーほか
備考 ロッカー破損注意





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