新高湯温泉 吾妻屋旅館:西吾妻山の中腹に佇む自然と一体化する温泉




昨年、米沢市の白布温泉付近にある天元台高原ロープウェイの中から、燃えるような紅葉を見下ろしていたらある建物を見つけていました。調べてみると温泉旅館で、日帰り入浴も可能だったのですが16時までだったので泣く泣く帰宅していました。

2017年10月下旬撮影

それで1年越しでやってきたものの、10月上旬はまだ紅葉の時期ではありませんでした。

とても遠いところで再訪するのも大変なので、日帰りで入浴させていただくことに。

到着

白布温泉街の最南端あたりにある天元台高原ロープウェイ駅沿いにある道路を走り、森林の中を抜けながらそのまま道なりに行くと間もなく、明治35年創業「新高湯温泉 吾妻屋旅館」があります。

急な坂で大変、という事はなく普通にたどり着けます。冬は少し大変かもしれません。

旅館前の道路沿いに露天風呂がいくつかあり、西吾妻山の中腹に立つので自然と一体化する気分が味わえそう。

白布温泉の正式名称が白布高湯温泉で、その高湯に対して新高湯、ということだそうです。

奥白布の方がわかる人がいるかも。

館内で支払いを済ませ、案内の地図をいただく。

天然露天風呂

内風呂は宿泊者のみで、外来の日帰り入浴者は5つの露天風呂に入ることができますが、男性専用というのはなく、混浴4つ女性専用1つになっていて、それぞれに脱衣所が設置されています。

日本秘湯を守る宿」なので、すべて天然温泉100%、加水や消毒など一切ありません。

大岩たぬき露天

女性専用の「大岩たぬき露天」は岩どうしの隙間にお湯が張ってあるところで、川沿いにあります。

雪が多い地域なので冬は閉鎖され、4月下旬~11月上旬に入浴可能となります。

昔、たぬきが住んでいたのがいなくなって、2004年にオープンしたという。

滝見露天

目の前に「白金の滝」が流れる場所です。

最も自然に近い風呂のような気がします。目の前の滝の音を聞きながら、開放感がありすぎる環境で日頃の疲れを癒してみるか。

こちらも冬期間は休みで、入浴は5月中旬~11月上旬となります。

眺望露天

最も大きな風呂場で、目の前に絶景が広がります。

季節限定ではないので、四季折々の景観を眺望できる風呂からは新緑、紅葉、天気がよければ飯豊朝日連山が顔を出す。

根っこ風呂

樹齢500年の巨大な木の根をくり抜いた円形の風呂と、横型の風呂の2つがあります。

大胆に作られた風呂からは、眺望露天と変わらぬ絶景を堪能できます。

大きさは1人入られるくらい。

自然の中に没入するかのような錯覚がないわけではない。

横型も同じく。

こちらも一人で入浴できる程度の大きさで、足を伸ばしながら独り占めできるでしょう。

宿泊者の露天風呂利用は24時間可能なので、星空を眺めながら・・・なんてこともできてしまう。

お湯について

白布温泉と距離は近いものの、源泉の距離はそれなりに離れていて、泉質も少し違うようなので別の温泉と考えてよさそうです。

新高湯温泉は白布に比べて硫化水素成分が多いようなので、そこが違うかなぁと。浴感は似ていて、カルシウムを1番に感じますが硫黄臭などは感知しませんでいた。これは露店だからのようです。

無色透明の綺麗な新鮮なお湯で、カルシウムのキシ感がありつつツルンとした肌ざわり、湯上りのサッパリ感も似ています。

露天のせいか湯温はヌルめに感じますが、源泉は55℃近くあるので夏場は熱くなり、場合によって加水することもあるのだそう。

内湯の方が新鮮で硫黄臭もするそうです。宿泊者はステーキを堪能できるので、やはり泊まりたいですね。

 

以下、主に日帰り入浴者向け情報です。

施設名 新高湯温泉 吾妻屋旅館
(しんたかゆおんせん あずまやりょかん)
URL http://www.on1000.jp/
ジャンル 旅館
アクセス 米沢駅から約40分
電話番号 0238-55-2031
源泉 安部源泉
泉質 含硫黄-カルシウム-硫酸塩温泉
効能(適応症) 動脈硬化、きりきず、やけど、慢性皮膚病、高血圧症、慢性婦人病
糖尿病、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、病後回復期
関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔、冷え性
疲労回復、健康増進
ほか
源泉掛流し(湯使い) 〇 源泉そのまま
料金 500円(中学生未満250円)
営業時間 13:00~16:00
駐車場
サウナ ×
露天風呂 〇 露天のみ
貸切風呂 × 宿泊者のみ
休憩所 ×
食事処 ×
マッサージ ×
手ぶらデータ × 石鹸類はなし
備考 鍵付きロッカーなし
住所 米沢市大字関湯の入沢3934




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